弁護士の人は「今まで浮気とか不倫の弁護はしたことがあるけど、相手がウンコなのは初めてだからどこまで頑張れるかわからない。」とおっしゃっていました
山本 そしたらこれもまたまたヒットして、とある雑誌社から取材してもらえることになったんです。この会社の本社に行ってみたら、地下のスタジオに巨大な偽物のウンコが作ってあったんですね。僕の貸衣装も大きなネクタイにタイシードという豪華なモノで。
—— 力の入れようが凄い。
山本 さらにはデカいフォークとスプーンもあって、それを使って僕がウンコを食べているような写真を撮って「山本竜二のくいしん坊!万歳!」って載っけてくれたんです。それがとても嬉しくて。「苦労してきたけど、やっと雑誌に載れたんだ」って感動して、この雑誌を家に大切に保管したんですよ。
—— 一生の宝物ですよね。
山本 でも家に置いたのが災いして女房に見つかってしまったんです。「もうあんた最低!私を取るか、ウンコを取るかどっちかハッキリしてよ!」って言われてしまって(笑)。
—— 二択が凄い(笑)。
山本 「自分と排泄物を一緒にするんじゃないよ!」って言ったんです。そしたら「あなたはウンコが大好きなんでしょ!」ってヒートアップしちゃって。なので「いやいや、仕事だから致し方なくさ」って言ったら「ウンコを食べる仕事って何よ!」って。それで離婚したんです(笑)。形的にはウンコを取ったことになっちゃったんですよ。
—— 大変でしたね…(笑)。
山本 慰謝料たっぷり取られましたよ(笑)。ウンコだけにコクセン(国選)弁護人でした。でも全然「便」のことなのに弁護してくれなかったんですよ。
—— あのー。非常に面白いのですが、記事の文字数の都合がありまして要所要所にして頂けませんか(笑)?
山本 すいません(笑)。ってなわけで裁判したんですけど、弁護士の人は「今まで浮気とか不倫の弁護はしたことがあるけど、相手がウンコなのは初めてだからどこまで頑張れるかわからない。」っておっしゃっていました。結局100万だけまけてもらったのですが、トータルで900万円払うことになったんです。でもウンコを食べて稼いですぐに返しました!
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以上、世界一ウンコを食べたレジェンド男優・山本竜二さんのインタビュー前編でございました!
ニワトリと絡んだ話もウンコの話もインパクトが凄かったたですね(笑)。山本さんとお話ししていると、内容が面白いことはもちろん、ガチの俳優さんだっただけある、落語家のように何役も登場人物を演じながら話す話術は群を抜いてらっしゃるなと感じました。こんなトークを聞きながらお酒が飲めるなんて、居酒屋「竜ちゃん」は最高ですよ!
後編でも「彼女のゲロを食べた話」、「老婆とエッチした話」など、ど変態のアクセルは緩むことはありません! ぜひお楽しみに!
山本竜二 @yamamoto_ryuji
元俳優。元AV男優。
スカトロ、ニワトリと絡むなど過激な作品に多く出演し活躍した。現在は中野で居酒屋「竜ちゃん」を経営する。店は今年6月で満17年を迎える。
YouTube『竜二のオカシな話』
リボルバー・ヘッド @RevolverHead01
ピン芸人。
代表ネタは、山田孝之演じる全裸監督の村西とおるのモノマネ。吉本若手マッチョ部としてクリスタルジムでパーソナルトレーナーも務める。
YouTube『リボルバーチャンネル』