山本さんがウンコを食べるようになったキッカケとは…
—— 山本さんと言えば「世界一ウンコを食べた男」としても有名ですが、ウンコを食べるようになったキッカケを教えて下さい。
山本 前置きから話させてもらうと、私はAV以前にポルノ映画とか、日活ロマンポルノに出ていたんです。その時にポルノ女優の高橋じゅりちゃんというお友達がいたんですね。その子と仕事終わりに飲みに行っていまして。あ、とっても仲良しでしたけどエッチはしてませんよ。クンニはしましたけど!
—— いや逆にクンニだけってどういう関係なんですか(笑)。
山本 フェラチオもしてもらいました。僕が控室で寝ていたら「竜ちゃん。そろそろ起きないとダメよ!」って舐めてくれていたんです。とてもいい人だったんですよ!
—— 二つの意味で起こしてくれるなんて、間違いなくいい人ということはわかりますが(笑)。
山本 その人が「竜ちゃん最近私ね、ちょっと太ってきちゃったからピンク映画に呼ばれなくなっちゃったの。そしたらさ、色々とアダルトビデオからお誘いを貰うようになって。その中でウンコをするビデオに私は出てるのよ。」って言うんです。それでその子が僕にあるお願いをしてきまして。
—— どんなお願いだったんでしょう?
山本 「いつもそこにレギュラーで出ていた男優さんがいたんだけど、かなりハードな仕事でしょ。我慢できないって言っていなくなっちゃって社長さんが困っているから、竜ちゃんが出てくれないかな」って言われたんです。断ればよかったんですけど「面白そうだね!良かったら俺の番号教えておいて!」って言ってしまって。
—— むしろノリノリな発言をしてしまったのですね(笑)。
山本 そしたら本当に電話がかかってきて「電話だと上手く説明ができないから、とにかく一度事務所に来て下さい」って言われたんです。それで新宿御苑にある事務所に行ってみたら「電話でも説明しづらかったんだけど、口でも説明しづらいんだ」って言われて。
—— 相当ためらっていたのですね(笑)。
山本 「説明できないから、私がどんな映像を撮っているか実際に見てくれ!」って話になってビデオを再生してみたら、いきなり女の子のアナルがドアップで映ったんです。しばらくしたら真ん中のところから、潜水艦の潜望鏡を見るみたいにポコっとウンコが出てきたんです。まるでエイリアンが生まれた時に口がポォーっと広がっていく時かのようにアナルが動いたんですよ。リドリー・スコットかと思いましたよ!
—— 映画『エイリアン』の監督じゃないですか。何で例えてるんですか(笑)。
山本 ズルズルっとウンコが出てくるところを人生で初めてみたので、こんなにも機械的にバナナ状のやつが出てくるんだなって衝撃を受けました。
—— 出る瞬間って意外にメカニックなんだ。
山本 カメラマンは何本も撮っていて相当慣れているのか、映画界で言う「パンダウン」、カメラを見下ろすように下方向に振るカメラワークを使って、ウンコが落ちていくのを逃さず撮っていたんです。
—— ウンコ撮りのプロフェッショナル。
山本 そしたら下に変なおっさんが待ち構えていて、パクっと食べたんです。社長がビデオを止めて「山本君。実はこの男が最近いなくなって困っているんだ。代わりにやってくれない?」って言われたんです。これはさすがに僕でも即答できなかったですね(笑)。
—— そりゃそうですよね…。