当サイトでラムタラ店員時代からAVレビュー「秋葉原ラムタラ店員・佐藤花の感じるAVレビュー」を連載し、老舗AVメーカー・MAX-Aから華々しくデビュー。
その後もコラム「最果ての地に咲く一番美しい花」を連載中の人気セクシー女優・最上一花ちゃんが念願の新宿ロフトプラスワンに登場。
5月31日に行われたトークイベント「あと3年くらいエロいことやったら、『搾取されない生き方』『好きな人がB専だった』『家でカラパイア見てるほうがマシ』『脱いでもフォロワーは増えない』というタイトルで本出したい」をレポートします!
最上一花新宿ロフトプラスワンイベントレポート!
夢のステージに登壇した一花ちゃんは客席を見渡すと、「すごい人ですね!」と驚きます。そうです! コロナ禍前の勢いが戻ったかのように満員のファンが詰めかけてくれました。その中にはセクシー女優の川原りまちゃん、AV監督で作家の二村ヒトシ氏、「素人onlyプラム」の人気キャラクターであるぺ二助君など、アダルト業界の人間が多数応援に駆け付けてくれました。これも一花ちゃんの人望です。
「緊張して語彙力を失っています。でも、お酒を飲めば大丈夫です。イベントが決まってから本当に楽しみでした。観に来てくださってありがとうございます! 乾杯!」といよいよイベントがスタートします。ちなみに「乾杯」を何故か「献杯」と言いそうになり、めでたいステージを精進落としの席にしようとした一花ちゃんでした(笑)。
話題は母親話からスタート。「母親のために自分の下着を売ろうかと冗談でボソッと言ったら、『いいんじゃない。いくらで売れるの? ママも売ろうかな』と言い始めた」というエピソードを披露。
仕事の話では「キカタン女優になってから楽しい。単体女優の時は月イチしか撮影がないからやりがいがなかったが、いまはいろんな人と関わっているから楽しい! いま撮影は月に5、6本です」とコメント。撮影オファーは次々に来るのですが、これくらいの本数がベストのようです。
話題はどんどんと変わっていくのが一花ちゃんイベントの特徴。
大学時代の話になると、「元々、サブカルやアングラな人間。自分でサブカル好きと言うと気持ち悪いけど、丸尾末広の漫画が好きです。大学時代は友達がいないから、授業の合間にヴィレッジヴァンガードに逃げていました。この新宿ロフトプラスワンのイベントが決まったと、あの時の自分に言いたい。大森靖子さんの信者で1週間前にここでトークライブをしたので、同じところにいるのが信じられない」と過去の自分を振り返りつつも、現在は自分が憧れていた場所に立ったことを喜びます。
また、最近はセクシー女優界でいちばん面白いツイートをする女優として有名ですが、「イベントでは『かわいいね』って言われていたけど、最近は『この前のツイートは面白いね』って言われる」とのこと。それくらい一花ちゃんのツイートは面白いので、ぜひ、フォローしてください!
そして、どうしてAV女優になったか聞かれると、「秋葉原のラムタラで働いている時に『AV
女優になりませんか?』と言われた」とのこと。そのいきさつなどはこちらを読むと詳しく分かりますので、ぜひ読んで下さい。
さらに、ラムタラで働く前は地元のレンタルビデオ店で働いていたのですが、「店長に狙われないように、みづなれいが好きと言ってレズを装っていた」と初公開話が飛び出しました。
その憧れていた元セクシー女優のみづなれいさんとは、「先日、イベントで会いLINEを交換した。その夜は1時間電話した」と夢のような展開が待ち受けていたそうです。一花ちゃんはセクシー女優になり本当に恵まれています。
前半は様々な話題をハイスパートトークで展開。後半はAV女優論から入ります。
「AV女優をやっているけど、『これもできます』とできることが多ければ多いほど可能性が拡がる」、「AV女優が大変というか、私は生い立ちが大変。体はしんどい時もあるし、それなりにツラいこともあるけど、ファンの人に支えられている」など一花言語がどんどん出すます。
また、エロ論では、「服を脱いでいるからエロいんじゃない。服を脱いでのセックスを見ると『う~ん・・・』ってなる。それはビデオ屋で働いているとそうなる。AVのジャケットを見ていると、セックスがエロく見えなくなる。
ある日、服を着たまま鼻フックをして道を歩いているAVを見つけて、『あっ!』っと思った。服を着て鼻フックをしているだけで背徳感がある」とかなり深い話をしてくれました。
その後もトークはツイッター話、港区女子話など興味深い話を展開。ツイッター話では「波多野結衣さんにフォローされたり、TOHJIRO監督からもツイートが面白いと誉められた」と各方面に反響を呼んでいます。
約2時間に及んだトークはファンからの質問コーナー、プレゼント抽選会、撮影会が行われ大盛り上がりのうちに終了。
「寂しいです。あと5時間くらいやりたいです」とコメントすると、主催者から「2回目があるかもしれません」との声が上がり、会場からは拍手が起こりました。
最後は「生きていてよかったなと思います。自分の人生がやっとここで認められた。やっとここで昇華された」と喜ぶ一花ちゃん。大好評だったため、今後シリーズ化して欲しいものです!
このイベントの模様は一花ちゃんのコラムでも書かれますので、本人から見たイベント風景も楽しみに待っていてください!
(写真・取材:神楽坂文人)