葵マリーさん連載コラム第223回!
今回は、蓬莱かすみが和とみやびを追求し続け、それを映像に残し伝えるべく作った自身のオリジナルメーカー『和とみやびの緊縛館』。最新作『和とみやびの緊縛館VOL.12』の撮影現場をレポート!
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和とみやびの緊縛館VOL.12
名古屋の女帝蓬莱かすみさん。緊縛師でありながら受けてやるし服も脱ぎ全裸にもなる。オールマイティーな姿で自由奔放で破天荒、波乱万丈に自分を売り出す姿は大好きだ。そんな蓬莱かすみさんが長きにわたり育んできた自身のメーカー「和とみやびの緊縛館」
和とみやびの緊縛館 Vol.12
自ら脚本を上げ監督もやり出演もする。広い分野で才能を振りまき形にする事が出来る才女。が、弱点がある。とにかくおっちょこちょいなんだよね。なんで?どうして?と思うようなびっくりする位のおっちょこちょい。誰も寄せつけない強い心と可愛らしい心の2つを持った女性、蓬莱かすみさん。
最近は、和とみやびの緊縛館の撮影にお邪魔させてもらっていて今回も遠路遥々、青梅まで会いに行きました。
今回のモデルさんは名だたる縄師の受け手を務めて来ている。あかねちゃん。
あかねちゃんもかすみさん同様に強い心を持った受け手。どの縄師に聞いてもあかねちゃんとの緊縛は闘いだと言う位に強い。むしろ私でさえ怖いと思う時がある。
そんな訳で今回の和とみやびの緊縛館の撮影は強い2人が繰り広げる濃厚かつ目と目でぶつかり合う作品になりました。
かすみさんと言えば、ごく一部の間では有名な程の手拭い好き。きっと墓場まで持って行くに違いない。
そして和とみやびの現場には必ず、手拭いが沢山用意されている。中には大のお気に入り手拭いがあるみたいで、毎回その手拭いの歴史と愛情を語ってくれる。いや、くれるとは言い方次第で、この語りが余りにも長引くので毎度、私が手拭いとの間を切り裂かないと次の準備に取り掛かれない。
とにかく手拭いの話になると3時間はくだらない勢い。聞いてあげたいけど、流石に現場を止める訳には行かないから仕方ないよね。
そんな感じで「和とみやびの緊縛館VOL.12」の撮影スタート。
先に述べた様に手拭い好きのかすみさん。本日1発目の撮影は手拭いからスタートでした。大好きな手拭いを好きな順番に干して吊るして眺めるかすみさん。こんな穏やかな顔、中々見られないな。子を見る親の様な眼差しで見るんだもん。もうこれだけで十分って気になる。
いや、そうじゃなくて。今回の主役はあかねちゃんで手拭いじゃないと自分に言い聞かせてみた。きっと、スタッフの人達も同じ事を思ったに違いない。
今回、あかねちゃんが抜擢されたのはかすみさんがあかねちゃんのファンだったって事。あかねちゃんの狂気とも思える様な受け手具合に惚れたらしい。きっと、同じ匂いを感じたんじゃないのかな?って思ったんだけど。
和とみやびには一応、台本があるけどプロットの様な物。基本的にはリアルドキュメントでかすみさんが相手の様子を見ながら縄と責めを展開して行く感じ。ただ、今回は相手があかねちゃんだからね。かすみさんがどう向き合うのか楽しみだった。
何度か縄を重ねて行き、お互いの温度を感じつつの展開。シーンが変わる毎に縄と責めも少しづつ強くなってる。最初は様子見だった目付きも次第に闘いモードに変わって来てる。
どっちが先に「もう勘弁して下さい」となるのか勝負所。強い吊りで、あかねちゃんが「まだまだ、もっと来れば?」な目線。それを受けたかすみさんがグッと縄を強める。ちょっとばかり顔を歪めるも、あかねちゃんの目付きは全く変わらず「もっと来れば良いじゃん」な勢い。
かすみさんも鼻で笑うかの様に縄を駆使しあかねちゃんを追い込む。良いね、女同士の闘いの様な縄のSEX。こうゆうの見れるのって最高に幸せ。これこそ本物の姿なんだよね。
カメラにどう映ってるか?なんて1ミリも気にせずに本能だけで表現する姿。たまらん。
こんな試合をいくつか重ね合い、2人共高揚しまくって身体も顔も真っ赤かの汗だく。久し振りに集中して見る事が出来た闘いだったよね。
一旦、小休止の時にかすみさんには頑張ったご褒美として手拭いを噛ませてあげました。かすみさんにとってはエネルギー補給みたいなもんで手拭いを噛んだ瞬間、一気に責め手モードから受け手モードに様変わり。面白くなり調子に乗った私とあかねちゃんで手拭い責めで追い込んでみたら、早々と逝ってしまいました。目がトロロンってなっちゃって、すっかり甘えん坊モード突入。これだから、かすみさんって可愛いんだよね。これで、この後の撮影も気合い入るでしょ。って感じのオフショットな時間で楽しかったです。
ラストシーンに向けてもう一踏ん張り。手拭いSEXもしたし、全力を出し切ってもらえたと思います。
こんな感じで「和とみやびの緊縛館VOL.12」は今までとはちょっと違う感じの縄と責めが入り、レズと言うよりも女同士の闘いが堪能出来る内容となってるはずです。縄を介して本気で闘う女同士の目線を鳥肌立てながら見てもらいたいです(マジ、怖いんだから)
こちらの作品はリリイベも開催したので、追ってご報告しますね。お楽しみに!
■『和とみやびの緊縛館VOL.12』
(取材:葵マリー)
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和とみやびの緊縛館 Vol.12