葵マリーさん連載コラム第247回!
今回は、名古屋の女流緊縛師・蓬莱かすみさんが監督&プロデュースするAV『和とみやびの緊縛館VOL.13』をレポート!軟体ロリ女優の前乃菜々ちゃんをかすみさんはどう料理したのでしょうか!?
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『和とみやびの緊縛館VOL.13』
蓬莱かすみさん。
名古屋では唯一無二な女流緊縛師。最近は緊縛師だけに留まらず、自分のメーカー『和とみやびの緊縛館』を立ち上げコンスタンスに作品をリリース中。
しかも、監督、プロデュース、出演の3役をこなすスーパー女子。ここまでやるには、かなりの精神力と体力、頭の良さと気持ちの切り替えしが柔軟じゃないと無理。かすみさんの気力とパワーには、流石の私も負けます。
和とみやびの緊縛館 Vol.13
そんな蓬莱かすみ監督の最新作『和とみやびの緊縛館VOL.13』の主演に抜擢されたのは軟体ロリロリフェイスの前乃菜々ちゃん。
もうね、来たーって感じ。菜々ちゃん和顔だから和とみやびなんてピッタリだよね。
そんな和とみやびの緊縛館VOL.13現場は、少々遠方の大きな日本家屋スタジオ。何回か来ているけど和の情緒たっぷりで雰囲気抜群。
ご存知の方も居るかと思いますが。蓬莱かすみ=手拭い、に結び付く人は蓬莱かすみマニアですね。とにかく近くに手拭いがあれば24時間オナニーできちゃう位に手拭い好きなんです。たぶん自分の命より大事。
毎回、撮影の時も手拭いを数え切れない位に持って来て畳の上に並べます。これは和とみやび現場の儀式と言っても過言ではない感じ。そんな儀式からはじまる今回のオープニングは、かすみさんが、そりゃもう今まで見た事もない様な目で手拭いを見つめながら、ゆっくりゆっくり丁寧にアイロンをかけてる画。
その背後には菜々ちゃんが恨めしそうな顔して、かすみさんと手拭いを見てる。
まさか、菜々ちゃんも手拭いにヤキモチを妬く役回りがくるなんて思ってもなかったろうな。この画を見てるだけで幸せと平和を感じてました。かすみさんって本当に気遣い人だし、相手の気持ちを汲んでくれる人。そんなかすみさんの心が現れるシーン。ほのぼのしちゃいます。
和とみやびと言えば着物。この日の為にかすみさんが菜々ちゃんに似合う素敵な着物を見繕ってきていました。かすみさんの着物を選ぶセンスは毎回ドンピシャで間違い無くピッタリなやつ。菜々ちゃん、制服とか少女なイメージだけど着物もしっかり着こなして、清純派日本の美少女でした。可愛かったなー。
和とみやびにはしっかりとした台本がある訳じゃなく、シチュエーションの設定くらいで後は臨機応変にかすみさんが女優さんの身体や雰囲気を感じ取って進行するパターン。
そして、ある程度セッティングが出来たら、まずかすみさんが女優さん側になって、あーでもないこーでもないと画を作ってくれるから安心。自らが体感してみないと辛い、痛い、苦しい、写りが悪いとか分からないもんね。
いつも女優さんを1番に考え、シーン毎にしっかり着地点が見えてる。だからこそかすみさんの縄には迷いがないんだよね。
いくつか縄のパターンをやり、中盤辺りでやっとかすみさんの命の恵みとも言える手拭い登場。和とみやびには絶対に欠かせないアイテム。
ただ、この手拭いが出演となると演者紹介が始まってしまう「この子は数字が書いてある」「この子は店の名前が書いてある」「この子には電話番号が書いてある」等など。
そしてこれが長い。誰かが止めないと今日の現場が終わるくらいまで終わらない。勿論、それを止めるのは私の役目。
こんな風に大切な子供達と引き離すのは忍びないけど、まずは現場を進めてもらわなくてはならん。
でもそこはちゃんと考えていて、ちょっとした現場の隙間には、手拭いとSEXできる時間を作ってあげます。これを間に挟むだけで、かすみさんに活力が湧く訳です。この時間、現場にとっても大事な時間。
そんな時間は決まって女優さんが面白がって手拭い片手にかすみさんを弄り倒してくれるから、かすみさんも気持ち良く昇天出来るのです。そんな手拭いと戯れ幸せ絶頂なかすみさん。ほんと良い顔してるんだよね。
かすみさんの欲求も満たされた後、シーンが進む毎に縛りも厳しくなり、菜々ちゃんの軟体が活きる型が多く、見応えある縛りばかり。見た事ない様な縛りがあったりして見入りました。軟体ならではって感じ。
最後の撮りが終わり、菜々ちゃんがお風呂を溜め様と思ったら栓が無くてお湯が溜まらない。こりゃ困ったね、どうしようか?と話していて見つけたのがスタジオでオブジェになってた仏像さん。重たくて中々良き大きさ。
菜々ちゃんが全裸で仏像さんを洗い、穴の上に仏像さんをセッティング。お湯を出し溜めて行く。だんだん湯に浸かって行く仏像さん。びくともしない。どんどん湯に埋もれて行く仏像さんをみんなで静かに見届ける。なかなか滑稽な画。
頭の天辺まで湯に浸かる仏像さん、その隣には全裸の菜々ちゃん。なんだろな?これは。なかなかシュールな画を見ながら、現場はほっこり笑顔。良き時間でした。
こんな感じに和とみやびの現場は作られています。やる時はきっちりやり、楽しむ所はきっちり楽しみ、監督である蓬莱かすみさんの意向をしっかり画にする。100%蓬莱かすみ監督作品なんです。だからこそ、和とみやびの館には根強いファンが付き、次回作はいつなんだ? と言われてます。
本気かどうか、ユーザーさんは見れば分かるんですよね。かすみさんの作品にかける心意気が伝わってるのは嬉しい限り。
次回作はどんな女優さんで、どんなシチュエーションかな?
今から楽しみです。
■『和とみやびの緊縛館』
(取材:葵マリー)
和とみやびの緊縛館 Vol.13
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