6 まとめ
さて本題の「2018年SOD最大の棚ボタ!? 小泉ひなたはいかにして星になったか」ですが、これは容易に答えが出るものではありません。それでも皆様のご判断を頂戴するため、くろがねの考えるところ一定の所見を述べたいと思います。
僕の考える鍵は、彼女の初VRを演出された柏倉監督が彼女のために用意した「嫌いにならないでね」というセリフです。この、「嫌いにならないでね」に対して、嫌いになんかなるわけないじゃないかという人が当然ですが小泉ひなたのコアなファンになり得るのだろうと思います。
では「嫌いにならないでね?」というセリフがフックになりそうな小泉ひなた特有の要素とは?
恐らく彼女の作品を好んで見る人たちは、彼女がすごくセックスが好きであることを疑っていないでしょう。耳や首筋への刺激ですぐにスイッチが入ってしまう、「おちんちんがいいです」と笑顔で言ってしまう彼女は紛れもなくセックスが好きな子に見えます。
一年にデビュー作だけで百本以上見る僕にとって、小泉ひなたのデビュー作は全くストレスを感じることなく安心して見られる鉄板の一本でした。一方で彼女は多分、自分自身を男の目で見るところまではズル剥けてはいない。分かりにくい表現で申し訳ないんですが、おまんこのイヤらしい匂いがすると言われてひどく恥じらったり、お漏らししちゃってゴメンなさいと言ったりするのは、男がそれをとても喜んでいる、それを見て興奮しているということがまだ良く分からなかったからなのだと思います。
そしてデビュー間もない彼女にとってそれは大きな武器でした。嫌いにならないでね?嫌いになるわけがない。僕らは君を見ながらとても興奮しているんです。
セックスへの意志と強い羞恥心というのは時に一人の女優の中で深刻な矛盾を来してしまうことがあります。時には羞恥心が勝利を収めた結果作品が壊れてしまうなんてこともあるんですが、彼女の持っている才能と強運ということでしょうか、爆発的な支持を集め星に名を連ねる結果となりました。
当然ですが、彼女が相手にしているのはとてもレベルの高いセックスのプロの男優たちです。小泉ひなたが小倉由菜や唯井まひろのようにズル剥けになる日も近い(既にズル剥けかも)と思われますが、女優はズル剥けになってからが勝負です。
とは言っても、僕は楽観的です。それはVRの出来がなかなか良かったというのが理由の一つです。小泉ひなたは決して器用な子ではありませんが、近い将来、きっと色々なことを表現する女優になるだろうと僕は期待しています。皆さんはどう思われますでしょうか。
以上、くろがね阿礼でした。