2020年7月5日より「大きなお友だちと作り上げるラジオ」としてスタートした深夜ラジオ番組『トイズハート放送局』。官能小説の朗読をはじめ様々なエロい(?)コーナーを展開中!
ラジオ業界では密かな話題となっているこの番組。MCを務める美少女ゲーム声優、水野七海、月森ねねさんのお二人にインタビューしちゃいます!
「官能小説アクセント辞典」を作って欲しい
── アダルトグッズのメーカーさんの提供のラジオ番組という話をいただいて、最初はどう思いましたか?
水野七海(以下、水野) 地上波でやっていいのか?っていう…。
月森ねね(以下、月森) 思いますよね。
水野 地上波じゃなくてもYou Tubeでも大丈夫なのかなって(番組アーカイブはYou Tubeでも公開中)。我々はどこまでもやりますけれども、どうなってもBANの責任は取らないぞ、と。
月森 視聴者についてきていただけるのかという不安があったんですけど、エッチなものを発信していけるお手伝いができるというのは個人的には嬉しかったですね。
── お二人は普段、美少女ゲームの声優さんをされているそうですが、エロ単語には詳しいんですか?
水野 そうですね。ただ、やっぱり官能小説となるとゲームとは表現が違って、ゲームではなかなか見ない漢字や熟語が出てきたりして……。
我々はアクセント辞典でいつもセリフのアクセントを調べてからお仕事に臨むんですけども、官能小説にでてくるような淫語(?)は調べても出てこなくて、現場でマネージャーや構成作家さんにいつも聞いています。マネージャーに質問するといつも即答で返ってくるので、もうこの方に「官能小説アクセント辞典」を作って欲しいなって思いながら読み込んでいます。
── どういうやり取りをしているんですか?
水野 単純にアクセントの質問ではあるんですが。例えば「柔肉」という単語について、まず読み方が「にゅうにく」なのか「やわにく」なのか、アクセントも「やわ↑にく」なのか「やわ→にく」なのか……とか。
特殊な言葉のはずなのにすぐ返事が返ってくるので、どこで調べたんだろうって(笑)。勉強になります。
これでエロゲーで出てきても「これ”やわにく”ですよ」ってドヤ顔で音響監督に言えますね。
── そういうやり取りがあるんですね。しゃべり言葉と地の文は声を使い分けてたりするんですか?
月森 そうですね、セリフ部分は地の文の表現を生かして、例えば地の文に「声が震えている」って書いてあったら震わせるように表現しています。
地の文に関しては、滑舌良く伝わるように読むことを大前提に、読み手の妄想が膨らむような表現を心がけています。
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現実には絶対ないだろっていう企画AVが好きです
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