2 「伸び代」という言葉の本当の意味を考えさせてくれた小野六花
六花ちゃんのプレイ面は実に普通の女の子という風情です。
初フェラではお口の中で温めるような実にストレートなフェラ、これで射精まで持っていくのは難しいだろうなと思いつつ、いやいや普通の女の子はフェラ抜きなんかしないから(笑)と思い直したものでした。2シーン目のフェラ抜きへの挑戦は、様々なサポートあって見事にフェラ抜きを達成。Cカップでのパイズリも初にしてはなかなかサマになっていました。
ハメ撮りは「男の人責めたこと無いです」との告白から始まりますが、フェラトレの成果あってハメ師の玉木玲も気持ち良さそう。タマ舐めをリクエストする玉木玲に応えて、玉舐めにも挑戦。これで彼女の頭には玉も気持ちいいとインプットされました。
ところが騎乗位は「動き方がわからん・・・」と言う六花ちゃん。これについてはイチから教えようとする玉木玲でしたが、デビュー作ではモノになりかける直前かなと言ったところでした。

このデビュー作のプレイについては彼女自身がインタビューで色々と答えてくれています。
小野 体位も正常位とバックくらいしか知らなかったんです…そのレベルから考えたらトンデモないじゃないですか! AVの撮影なんて(笑)。騎乗位も経験なくはなかったんですけれど、それが自分が上に乗っていて下から腰を振ってもらうような程度だったんですよ。
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──パイズリも初めてだったんですよね?
小野 挟めるわけがないと思ってたんですよ。ああいうのはバスト1メートルみたいなオッパイじゃないとできないと思っていたんですけど、ちゃんとやり方を教わってみたら…。
──出来てましたね。
小野 いや、私としてはもっとしっかり挟みたかったんです。でもおっぱいが足りなかったから挟みきれてなくて。それで動きもぎこちなくなってるんですよね。それが反省(笑)。
──いや~、その分頑張りは見えたからOK! ちなみに、パイズリやフェラでイカせるのも初めての経験なんじゃ?
小野 そうですよー! フェラって、入れる前にお互い触りっこしてその流れで舐めて…の本当に短い間の出来事でしかなかったんですよ。それが!
──撮影だとやたらにガッツリ! 射精するまでチンチンの面倒見なきゃいけませんからね!
小野 今までのフェラってなんやったんやろう…って。ただ口に入れるだけじゃなくて、舌も使う。でもそれだけじゃなくて唇を動かしたり手も使って…って改めてやってみると考えなくちゃいけないことが多いんです。フェラってすごく大変だな~って。
丸々ちゃんと答えてくれてますね(笑)。これが彼女のお人柄なんですよ。彼女のプレイ内容とピッタリ整合する説明を彼女自身がしてくれています。
ここでちょっと考えてみて欲しいんですけど、デビュー作に求められる初々しさとか萌え萌えなぎこちなさが、現在のユーザーさんが女優さんを見る際にどのくらい重視しているかなんですよ。現在ガチ勢リスト首位の石原希望からしてかなりの床上手です。
大人気の有栖花あかや七ツ森りりはほとんど隙の無い実に大人っぽいセックスをする子たち、夏目響、加美杏奈に至ってはセックスの天才です。ユーザーさんたちは作られたウブっぽさなんて今の女優さんたちに求めてはいないし、2作目以降はその女優さんが真剣勝負でどこまで出来るか?という能力が問われることになります。
でもデビュー作で萌え萌えのぎこちないプレイしていた女の子が2作目でいきなり痴女になってたら、それはさすがに(笑)というやつです。結局のところ、ユーザーさんは女優さんの現状での能力と伸び代を見越して女優さんを選ぶしかない。自分がセックスの楽しさを知っていて、セックスが気持ち良いことを知っていて、かつAVユーザーにセックスの楽しさ、素晴らしさを伝えることができるためには、ある程度力量が要るからなのです。