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【MINAMOデビュー3周年記念インタビュー】「MINAMOだったら、こんなことは言わない」とか、「MINAMOだったら、こう答える」とかいろいろと考えているんです。前編

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── AVの話になると、プレイ作品、ドキュメント作品、ドラマ作品などジャンルがありますが、この3年間で得意になったジャンルはなんですか?

MINAMO やっぱりドラマ作品です。圧倒的にドラマ作品が得意です。セリフを覚えるのも得意だし、当日の出番直前に覚えるんですよ。

── 事前に台本は読み込んでいるんですか?

MINAMO 直前まで読まないんです。

── それはすごい! 気持ちは入りますか?

MINAMO やりやすいタイプなんだと思います。

── スタートがかかるとキャラクターが降ってくる?

MINAMO そうですね。

── 逆の意味でドキュメンタリーは苦手ですか?

MINAMO 苦手です。演技だと八割くらいはそのキャラでやって、二割くらいにちょっと自分を入れたらよくなるじゃないですか。でも、素だと十割自分なので、果てしないし、どこまで自分を出せばいいのかが分からないんです。

── 「果てしない」っていい表現です。これは演技を知っている人にしか言えない言葉です。確かに私も常に「素の自分を見てください」という発言に疑問を感じているんです。ドキュメントの時はどのくらいの自分を出すんですか?

MINAMO 求められているであろうものを出しています。

── 深い発言です。ドキュメンタリーだからと言って十割の自分を出したら、それはそれで嘘っぽくなります。MINAMOちゃんは、これまでインタビューが少なかったので、こういうしっかりとした話は面白いです。先ほどから明快な応えが返ってきますが、そういう哲学はどこから生まれるんですか?

MINAMO 家でめっちゃ考えています。考え事をするのが好きなんです。「MINAMOだったら、こんなことは言わない」とか、「MINAMOだったら、こう答える」とかいろいろと考えているんです。

── 「俺はいいけど、矢沢がなんていうかな」みたいな、矢沢永吉さんみたいじゃないですか。

MINAMO 頭の回転は別に早くないんですよ。だから準備をしておきたいんです。

── 聡明な人の言葉です。そういう意味ではAV女優はやりがいがありますか?

MINAMO めちゃくちゃやりがいがあります。やっぱりエロの世界が好きだし、本当に面白いんです。「どの仕事が好きですか?」って言われるんですけど、AVの現場が一番楽しいし、生き生きしていると思うし、毎回新しい発見があり面白いんです。働いている人も面白くて、変な人が多いので楽しいです。

 

── この3年間でエッチ的に成長した部分はありますか?

MINAMO ビクビクってできなかったんですよ。

── 痙攣まではいかないけど、ビクッと反応することですか?

MINAMO はい、それがナチュラルにできるようになりました。デビューした時は体が硬くて、力が入りやすかったんです。

── 素で感じられるようになりましたか。逆に自分が覚えた責め技はありますか?

MINAMO 乳首のイジり方は上手くなりました。絶対に上手くなりましたよ。

── 具体的でいいです(笑)。

MINAMO プライベートでチクオナを始めたんですよ。男優さんの乳首はイジるけど、自分で気持ちよくなれないと、男の人の乳首イジりはできないと思い始めたら上手くなりました。

── いい話をありがとうございます。3年間で性欲はアップしましたか?

MINAMO 性欲は変わらないです。

── それは高い性欲をキープですか?

MINAMO 100のまま高いです。

── ありがとうございます(笑)。AV、司会、エッセイ、モデルと活躍していますが、さらにやりたいことはありますか?

MINAMO ラジオをやりたいです。私の声が深夜の居酒屋とかで流れてきたらいいなと思っています。あとは写真集を出したいです。フェチっぽい写真集を出したいんです。

── パーツ的なフェチですか?

MINAMO パーツ写真集を出したいです。AVだとやりたい作品はいっぱいあるんですけど、人妻役はやっていてすごく楽しかったんです。指輪一つで背徳感を味わえるのがすごくいいんです。

── 「指輪一つの背徳感」ってすごい名言です。そういった夢が実現することを願います。

インタビュー後編は明日公開!

(インタビュー・構成:神楽坂文人 インタビュー協力:ソフト・オン・デマンド ティーパワーズ

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