ヤバっ、チンポが勃たない!
一発終わり、裸で寝そべる記者。その横で、彼女は無言のまま服を着て、やはり無言のまま記者にバイバイと手を振って部屋を出た。
(発射しちまったなぁ、まさかひとり目からセックスありとは思わなんだ。当然、ふたり目も……ありなんだよな?)
間髪入れずの2発目に不安を感じるお年頃……そんな記者の前に現れたふたり目は、今度はやたらと喋る、明るい性格の小姐。
「日本人スケベネー。オニイサン、2回目ダイジョブ?」
あはは、大丈夫に決まってんだろ!
(とはいえ、今度は攻めにまわって時間稼ぎせにゃならんのぉ)
と思いながら、しばらく小姐の愛撫に専念。クリをベロベロしてやると、
「アア、オニイサン上手、濡レテキチャウヨ」
まんざらお世辞でもないようで、指を膣に侵入させると、中は熱い愛液でネットリしている。すると、
「オニイサン、時間ナイヨ。私スルヨ」
どうやら時間稼ぎもタイムリミット。というわけで攻守交代し、彼女にチ●ポをしゃぶってもらった記者。しかし、案の定というかナンというか……やはりチ●ポの勃ちが悪い。
半勃ち状態でゴムを被せ正常位でムリヤリにねじ込んだが、完全勃起じゃないせいで膣圧に押し出されてしまう我がムスコ。
というわけで、残念ながら2発目は不発に終わってしまった記者だった。
店と風俗嬢のギャラの配分は?
ふたりとセックスできて1万円。冒頭で書いた「コスパ最高」の意味もお分かりいただけただろう。
ただ気になるのは、1万円のうち、ふたりが手にするのは一体いくらなのかという点だ。
日本人デリなら、店と風俗嬢の金の振り分けは店3割の女7割が平均的。プレイ代が60分1万4000円であれば、9800円が風俗嬢の手元に入る計算だ。それでも、
「実際に苦労してるのは女の方。店員なんて、電話番してるだじゃん。8割こっちによこせって思わない?」(池袋デリ嬢・24歳)
さらに、取り分は半々なんて店もあるようだが…… 今回の店の場合、働いている嬢は中国人。さらに過酷な条件で働かされている可能性は十分にあるじゃないか。
60分1万円ということはひとりあたり5000円。それを店と嬢で配分するわけだが、仮に半々だとすると嬢の手元には2500円。いや、さらに悪条件で店6割・女4割だとすると2000円に目減りする。
ピンサロなら分かる。しかし、いくら中国人とはいえ、時間が短いとはいえ、お客とセックスまでして2000円では……やっておいてナンだが、あまりにも気の毒な気がするのは記者だけ?
(掲載/「実話大報」2017年5月号)