【開演直前!舞台『無慈悲な光』稽古現場潜入レポート!】つぼみ、山岸逢花、AIKA、あべみかこ、加藤あやの、本庄鈴が演劇の街・下北沢の舞台に降臨! 稽古現場はまさに青春!見どころ、役柄をご本人たちが解説!
イベントやニコ生放送でセクシー女優と多数共演し、彼女たちから慕われているお笑い芸人のカジさんが舞台『無慈悲な光』の演出・プロデューサーを務めることになった。
この舞台『無慈悲な光』は7月4日(木曜日)から7日(日曜日)まで、東京・下北沢のGeki地下Libertyで公演。脚本はえのもとぐりむさんが書き下ろした『マウスの道徳』がもとになっており、役者で演出家も務める坊屋たいとさんがカジさんと共同で演出を行っている。
出演者はつぼみちゃん、山岸逢花ちゃん、AIKAちゃん、あべみかこちゃん、加藤あやのさん、本庄鈴ちゃんと全員がセクシー女優。アダルトアワードでも揃うことがない超豪華なメンバーとなった。
そこで今回は同舞台の稽古場を訪れ、カジさんを始め出演者らにコメントをいただくことに。稽古場では出演者6人がカジさんや坊屋さんの話に熱心に耳を傾け、真剣に稽古に励んでいた。
まずは出演する女優陣に自分の役柄や舞台の見どころを聞いてみた。トップバッターはAIKAちゃん。
AIKA「私の役は死を受け入れているし、自分は実験用マウスということをすごく理解している聞き分けのいい実験用マウスです。ちゃんと死も覚悟していて冷静なんです。二十歳を超えて集められた他のマウスと一緒に過ごしていくことによって、いままであきらめていた部分が希望に変わって、もしかしたらこの人たちと、もうちょっと生きたい、出られるかもしれないという希望を一緒に助け合い、自分がどんどん変わっていくんです。笑うようになったりとか、希望を持ったりとか、最後には科学者(つぼみ)に『あなたは変わって欲しい、この世界を変えて欲しい」と訴えるんです。自分の人間味が出ていくところを見て欲しいです。難しいけどやり甲斐がある役です。」
――AIKAちゃん的に一番の見どころは?
AIKA「見どころはキャラが似ていたり、違ったりとそれぞれあり、比較的M01(加藤あやの)、M03(山岸逢花)、M04(AIKA)が似ていて、この3人は(実験用マウスということを)受け入れているんです。M01(加藤あやの)は優しくてM02(あべみかこ)と姉妹のような感じです。M03は受け入れていてホワ~ッとして優しい感じ。私も受け入れていて冷静な感じ、笑わない役です。」
真剣な眼差しで、さらに熱く語るAIKAちゃん。
AIKA「でも、それぞれの個性が全然違うし。M02(あべみかこ)とM05(本庄鈴)もすごく感情が出たり、自分の言いたいことを言ってしまうM02(あべみかこ)がいたりとか、本当にひとりひとり見どころがめちゃくちゃある。何といっても科学者役のつぼみちゃんも人がどんどん変わっていくんです。」
――作品のテーマについてはどう思いますか?
AIKA「今回の話はすごく難しいと思います。人権、道徳とかの話になってくるし、自分たちは人間として普通にのうのうと生きているけど、自分たちが長生きをするためにこういう世界がある。普段、私たちが思ってもみなかったことを自分たちが演じて描いているから、もし、本当にこういうことがあったら、めちゃくちゃ怖い。だからこそ、それを表現したい。あり得ない話だけど、もしかしたらあり得る。そのどちらか想像を膨らまして、あり得たときの話として、ちゃんと見て聞いて欲しいと思います」