今夜もシコってますか!? 改めてまして、アダルトビデオ芸人のリボルバーヘッドです。
今回のインタビューでは、出演本数1万本以上、共演女優さんは9千人を越えるという現役レジェンド男優・田淵正浩さんにインタビューをさせて頂きました!
田淵さんの著書『おとな48手』を拝読し非常に面白かったので、今回はこちらの本を元に〝本当のセックス〟とは何か?を深掘りして伺っております。ぜひ、最後までお付き合い下さい!(全3回・中編)
■インタビュー前編
おとな48手 心と体にやさしいメソッド
男はすぐにやって逃げないと敵に襲われてしまう、という生命の本能があって、9割くらいの人が早漏なんです
── 第二章では「本番」についてお話をされていらっしゃいますが、中高年がセックスを遠ざけてしまう理由とは何なのでしょうか?
田淵 「体力」と「習慣性の無さ」の二つが原因ですね。映画監督のウディ・アレンが作中で「僕は誰よりもセックスが上手いんだよ。何故なら毎日一人でトレーニングしてるから」って言った台詞があるんですけど、筋トレと同じでいつもペニスをイジり倒してると、そこの機能は活性化しますから、二人でできなくともせめて一人で自主トレしておくことが重要なんですよね。刀は常々研いでないと錆びちゃいますから。
── 日々の習慣作りが大切なのですね。 そして、体力が無いのを解消する疲れない為の体位「ゼロポジョン正常位」というものを開発されたのですよね!
田淵 カッコよく名前付けちゃいましたけどね(笑)。この「ゼロポジョン」っていうのは、過酷なAV撮影を乗り切る為に、男優たちが体への負担を減らすべく編み出した技なんです。木彫りの方とか何でもそうですけど、職人の人は絶対にやってるポジションですね。
── 重力の影響を受けずに長時間続けられる姿勢のことを「ゼロポジョン」と言うのですよね。
田淵 そうです。上体が地面に対して垂直になり、重力に抵抗しないようにすると疲れにくくなるんですよ。なので「腰を動かし続けると、すぐ疲れてしまう」。という体力の不安を抱える中高年の方は、こうやって体の使い方を工夫するだけで、この課題を克服することができます。
── 田淵さんは座っている今も、とても姿勢が良いですが、普段もゼロポジョンを意識されているのですか?
田淵 はい。いつも意識することが大切なんです。こうやって座っている時でも、ミリ単位でゼロポジションを探す癖を付けて、3時間その姿勢でいても体が痛くならないポジションを見つけるんです。
── その癖付けが、ベットの上で活きてくるのですね。
田淵 普段やっていないことは絶対に試合じゃできないのと同じで、練習量がものを言いますからね。常に癖付けていればセックスの時でも、必ずゼロポジョンを見つけることができます。これをしないと、疲れて萎えちゃうんですよ。
── 中折れを防ぐ為にも、ゼロポジョンは非常に重要なのですね!
田淵 あと本の中でご紹介している、腕が疲れずに両手が自由に使える「肘つき正常位」、20~30分ピストンを続けることができる「田淵式側位」、女性の動きに身をゆだねれば膣が悦び動き出す「省エネ騎乗位」などもスタミナ不足にはオススメですね。
── スタミナをつける為の筋トレをご紹介されていらっしゃいますが、ご自身の筋トレはどれくらいの頻度でおこなっているのですか?
田淵 自分の調整の為に、ジムには1週間に一回くらいは行っています。でも、基礎体力で腕立てとかスクワットができればいいと思っているので、重要なのは〝美意識〟を持つことだと思います。美意識があれば体は整いますのでね。
── 勃起力が3割向上するという「絶倫スクワット」をオススメされていらっしゃいますが、こちらは毎日やられているのですか?
田淵 絶倫スクワットは、左右計30回、1回2秒を目安に1日2~3セットはやっています。
── これのやり方は、お相撲さんが四股を踏む時のように足をワイドに広げるのですよね?
田淵 そうですね。ワイドでおこなうと、中のインナーマッスルに効くんです。狭めると、太腿とお尻に効いちゃって普通の筋トレになってしまうのですが、ワイドスタンスで内臓筋に効かせることが重要なんです。
── この絶倫スクワットはいつ開発されたのですか?
田淵 30歳くらいの時に治療室にいた時に考えました。それから24年間、仕事前に軽くパパッとやっちゃう程度で続けているのですが、勃ち方が全然違いますね。24年間のデータを元にしているので、間違いありません!
── 実体験を元にされているので、説得力がありますね‼︎‼︎
田淵 理論をいくらいっても、「ああそうですか」で終わっちゃうので、説得力を持つには実体験しかありませんからね。