女性の”好きと嫌いだけで普通がない”性質や、急にエロい感じになる理解不明な性欲など、男性がわからない女性の真理を、女性ライター・Betsyが自身のエロネタをはさみつつ解説!
第四回は「モテる男の家にあって、モテない男の家にないものとは…!?」
モテたい&ヤりたい男性必読です!
↓前回までのコラム
ちんこの大きさ問題は、果たして大きな問題なのか?
「やっぱり大きいほうがいいんですよね?」「小さいとダメですか?」
セックスについて女性が語ると必ず嫌というほど聞かれる質問がこれです。
そりゃやっぱり大きければ大きいほどいいですよ。小さいのと大きいのじゃ入ってきた時のインパクトが全然違いますから。メリメリと音がしそうなほどデカいものを挿れると、体に杭を打ち込まれるような衝撃で目から星が飛び出ます。奥をガツンガツン突かれるのもたまりません。初めてパンツを下ろした時に予想よりも大きかったら思わずにんまりしてしまうんですよね♡
というのは私のようなごく一部の巨根愛好家だけで、実際は大きさなんてそんなに気にしていないという人が多いです。こう説明しても「でもそう言って気を遣ってるんじゃないんですか?」って思っている人もいるでしょう。
本当のところ女性がどう思っているのかと言うと…
・本当に大きさは関係ない。好きな人ならどんなのでもいい。
・どっちかと言うと大きい方が好きだけどそこまで拘りはない。
・大きくないと嫌だ。でも巨根が好きとか言ったら「あいつはガバマンに違いない」って言われるから口が裂けても言えない。
・デカいの嫌い。痛みしかない。
つまり、人によるんですよ。
中派か外派か(膣で感じるかクリトリスで感じるか)、粘膜の耐性(摩擦に強いか弱いか)、刺激の強いセックスが好きかマイルドな刺激が好きか、などによって好みが分かれるんですね。
クリトリスでは感じるけど膣内はそんなに…という女性でしかも膣内の粘膜が弱い人だと、「デカチンなんて絶対無理! 小さめがいい」となるし、長時間SEXできる強い膣(編集部:エロ業界用語で「鉄マン」といいます)を持っていて、ガツガツと刺激の強いセックスで絶叫したいような人だと「巨根大好き♡」となるわけです。
だからすべての女性が「巨根大好き♡」と思っているわけでは決してないし、小ぶりなサイズだと嫌われるということもないです。
実は女性から嫌われているのは小ぶりなサイズのちんこではなくて、【なぜか自分でデカいと思い込んでいる人】、【巨根ゆえに自信過剰な人】、【小ぶりなことへの劣等感が強すぎる人】の3パターンです。
この3パターンに心当たりがある男性に向けて、女性側の本音をお伝えしようと思います。
【何故か自分でデカいと思い込んでる人】
意外と多いんです。普通サイズなのに「大きいって言われるんだよね」とか言っちゃう人。
でもこれ、大きいと思わせてしまったのは女性なんですよね。すみません。
セックスを盛り上げようと女性がついつい言ってしまう言葉に「すごいすごい!」と「おっきい!」がありますよね。「すごい」も「おっきい」も大した意味は無くて「今すごいテンション高い!」とか「さっきより大きくなってる!」くらいの感じで本当についつい言ってしまうんですけど、連続して言うと「すごいおっきい!」となるんですよね…。本当にごめんなさい。
それで、中には自分のちんこが他の男性に比べて大きいんだと思い込んでしまう人がいて、最中にやたら「大きい?」と聞いてきたり「なんかコンドームが小さい気がするんだけどLサイズにした方がいいかな?」とか、自慢気に言ってくるもんだからついつい女子会で話題にしちゃいます。ごめんなさい!
【巨根ゆえに自信過剰な人】
「女は俺の巨根で喜ぶはず!」という自信から、セックスのやり方を間違えてしまうんですね。
「前戯よりも早く挿れて欲しいよね?」と堂々と前戯を省略したり、「こんなの初めてでしょ?」と巨根で奥をいきなりガスガス突いてきたり、やたらと騎乗位にしたがって「好きなように使っていいよ」とマグロになったり…。
最低なのは前戯もそこそこに奥までガン突きしてきて「イタッ!」と言っても「大丈夫。すぐ気持ちよくなるよ。」と謎理論でピストン再開しようとしてくること。
ちんこがちょっと大きいだけで目の前の人がどんな気分になっているのかわからなくなってしまうこともあるんですね。
巨根愛好家の私でもこういう自信過剰な巨根は苦手です。
【小ぶりなことへの劣等感が強すぎる人】
こっちは小ぶりなサイズなんて別に何とも思ってないのに「ちょっと恥ずかしいから」と部屋を真っ暗にしたがったり、フェラや手コキを避けたり、「小さいからあまり気持ちよくないでしょ?」「小さくてごめんね」とか言われたりするとスーパー激萎えしてしまいます。
男らしさというものが昔ほど求められなくなってきたとはいえ、やっぱり自信の無さそうな姿はセックス中には見たくないし、堂々とリードして欲しいと思う女性は多いです。自信満々になる必要はないけどせめて普通にしていて欲しいです。
それでも小ぶりなことで女性を満足させられないんじゃないかと不安なら、めちゃめちゃクンニしたらいいと思います。
結論:大きくないとイカせられないのか?
ちんこが大きいと女性をイカせやすくて、小さいとイカせにくいと思っている人も多いですけど、これは大きな間違いです。
そもそも膣の深さは約10㎝程度で、伸縮することで10㎝以上のちんこでも収められるようになっています。なので10㎝もあれば‟奥に届く”運動はできます。それに、奥の方よりも膣の浅い場所(特にお腹側)が感じる人が多いので、サイズは女性のイク・イカナイには全く関係ありません。
大事なのは大きさよりも使い方です。相手の感じ方と自分の好みの動かし方を合わせながら使い方を調整していくんです。
巨根愛好家の私でも、どんな巨根でも挿れれば気持ちよくなるというわけではなくて、激しく奥までピストンしたい巨根と、スローに擦られたい巨根があります。小ぶりでも座位ですぐにイカされてしまうちんこや、バックに向いているちんこがあります。形や感度の相性があるので、お互いが気持ちよくなれる体位や角度、深さなどを探っていく工程が必要だということです。
バックで深く突くと声が変わるけど痛いのかなとか、座位の時に腰の前後の動きをサポートした方が反応がいいなとか、一発ずつ勢いよく突っ込むよりも深めに挿入して細かく腰を振った方が好きっぽいなとか、色々個人差があるのが分かってくるじゃないですか。こういう作業を怠らず相手の女性によってちんこの使い方を変えようと努力できる人がテクニシャンというやつです、ちんこのサイズなんて気にしてる暇があったらセックスの相手の表情や呼吸の変化をしっかり見て、微調整しながら声をかけてください。
(テキスト:Betsy)