新型コロナも若干の落ち着きをみせ、6月19日にはライブハウスも基準を満たせば営業再開可能となり、待ちに待ったライブイベントが開かれる可能性が出てきた。
そこで、マシュマロ3d+、マシュマロ3d+ teamメレンゲ、ギンギン♂ガールズなど、これまで多くのセクシーアイドルを育て、現在もライブやイベントを手掛けるレフカダ新宿発『SUKIYAKI MUSIC』のプロデューサー・吉永あずきさんを緊急インタビュー!
いまやセクシーアイドル界でナンバーワンプロデューサーとなった吉永さんに、アフターコロナのライブ状況や、なかなか会うことができないメンバーやファンへの熱いメッセージをいただいた。
まだまだ、開催困難な状況下ではあるが、再開への希望を捨てず奮闘する吉永さんの熱い言葉をぜひ、読んでください!(全2回・後編)
↓インタビュー前編はコチラ
コロナ禍で厳しい状況が続く…ライブ再開は?
――東京都のライブハウス再開が上手くいけば6月19日から解禁になりますが、すぐにライブを始められないですか?
吉永:ファン、出演者、スタッフから感染者を出すわけにはいかないですから。国や業界団体が策定するガイドラインに準じて進めていくことになると思います。
――本格的な再開が決まったら、どういう対策を施しますか?
吉永:会場が狭いので客席やステージから距離を取り、ステージと客席の間にビニールカーテンを垂らし、飛沫が飛ばないようにします。
――音楽系のライブは飛沫飛散の心配がありますが、トークだとそれほど飛沫の心配がないとも言われていますが?
吉永:どうなんですかね? 出演者と客席の距離にもよります。
――消防法でレフカダ新宿の定員は何人ですか?
吉永:50人です。今後、ひと席ずつ開けたら着席で30人くらいになるんじゃないですか。席順も指定席制という話も出ています。ライブだとスタンディングはしないんじゃないですか。
――見に来る人にも対策は施しますか?
吉永:体温チェック、消毒、マスクはさせていただくと思います。あとファンの方はチェキ撮影を楽しみにしていますよね。チェキ撮影をどうやって撮るかが難しいです。
――背中合わせはどうですか?
吉永:距離が怖いです。
――観客も出演者もいろいろ気をつけてもらう方向性ですね。
吉永:お客さんや出演者が不快にならないように、気を配れるかが肝じゃないかなと。お客さんや出演者だけに何かをしてもらうのではなくて、運営側がどうしたらいいか考えないとならないです。それで楽しんでもらえる状況を見いだせない限り、再開してはいけないかと思っています。来てくださるからには、運営側がチェキ撮影やライブを工夫して、「楽しかった」って言われるように考えないといけないです。
――その考えは素晴らしいですね。いま、客側に立った見解ってなかなかないじゃないですか。
吉永:来てくださったのに寂しかったら、すごくツラいじゃないですか。
――主催者側が対策を施して、さらにそういう気持ちでいないとダメですよね。
吉永:デパートに行っても、入り口に消毒液が置かれ自分でシュってするよりも、従業員がシュッと消毒をしてくれた方がいいと感じますよね。
――今後はそういう対策を施して再開の機会をうかがっていくんですね。
吉永:ライブの内容も変えていかないとならないところはきっとあるかと思います。
――いつ再開するかは簡単に言えないですか?
吉永:言えません。出演者にもずっと待ってもらっています。藤川菜緒ちゃんはマシュマロ3d+をずっと卒業できないし、夢乃美咲ちゃんもteamメレンゲからマシュマロ3d+に行けないし、倉木しおりちゃんも加入もできないし。
――そこの状況はどうなっていますか? ファンがいちばん気になっています。
吉永:時の流れに任せないといけないところもありますが、やれるメンバーと、やれることをやっていくしかないかなあと。ただ、オンラインで卒業ライブはちょっと寂しいと思いますが、ずっと再開できないのであれば、もしかしたら、そういった形もあるかもしれないです。でも、ライブ自体ができないのであれば、ファンの前でライブができる日までペンディングしておきたいです。私はそう思っていますが、メンバーの気持ちを確認しつつです。
――前代未聞のことですからね。ぜひ、無事に卒業や加入ライブができることを願います。
『東京新聞』と『NHK』が「レフカダ新宿」を取材! その経緯&反響は?
――話は変わりますが、『東京新聞』と『NHK』にレフカダ新宿が取り上げられました。どういう経緯ですか?
吉永:マシュマロ3d+の構成作家に「スタッフだけでも『SUKIYAKI MUSIC』が活動している様子を出した方がいいのでは」と奮起させられて、折り鶴を“567(コロナ)”羽折ることになったんです。スタッフ4人で14時間かかって折ったので、このままで終わるのはもったいないと思い、『東京新聞』の読者のお便りみたいなコーナーに投稿したんです。そうしたら一週間後に記者から「鶴が見たい」と電話がきて取材してもらいました。知り合いの記者がいたのではなく投稿フォームに送っただけです。
※「折り鶴567羽折ってみた」の映像はこちらから→SUKIYAKI MUSIC
――『NHK』の取材はどういうルートですか?
吉永:これもご縁があって、緊急事態宣言が解除される情報があった時に「『東京新聞』を見ました。すごいことをやっていますね。お話が聞きたいです」って電話がかかってきたんです。
――何か反響はありましたか?
吉永:ツイッターで反響はありました。あと、13年前に付き合っていた人からショートメールがありました。
――ははは(笑)。いい話ですね!
吉永:「すぐに分かりました」って。こういう感じかって(笑)。
――そこから復縁したらパラダイステレビの企画っぽいじゃないですか(笑)。
吉永:それはないです。結婚されているので。あと『朝日新聞』からも問い合わせがあったんです。でも、取材したかったのは楽器を演奏するライブハウスだったようで、その後は問い合わせがないです。レフカダ新宿だけじゃなくて、ライブハウスの関係者は本当に大変です。
――まだ、レフカダ新宿はパラダイステレビという母体がありますからね。
吉永:でも、相当ダメージは受けていると思います。のほほんとしていられないです。会社自体が潰れちゃうかもしれないじゃないですか。1円でもいいから稼ごうってアクションを起こさないと、下手すると、いま運営している5グループも運営できなくなるかもしれないので。それだけは避けなければと思っています。『SUKIYAKI MUSIC』のメンバーには一緒にやってもらえる配信があれば、声をかけて協力してもらっています。
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