2012年11月に『古川いおり AV Debut』で華々しくデビューを飾り、その後、AVはもちろんピンク映画、恵比寿マスカッツ、MC業と様々なシーンで大活躍中の古川いおりちゃんがデビュー9周年を迎えた!
その9周年を記念したタイムリープ作品では最後の制服姿を披露し話題を独占中だ。
今回の記念インタビューでは9周年を振り返ることはもちろん、異色の作品話やショートカット秘話、今後の抱負など様々な話を聞いてきましたので、ぜひ、ご覧ください!
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――デビュー9周年ですよ。おめでとうございます!
古川いおり(以下、古川):ありがとうございます。ビックリしました。
――こんなに長くセクシー女優をやると思っていましたか?
古川:全然、思っていなくて1年で消えると思っていました。
――デビュー当時のことを覚えていますか?
古川:むしろデビューのことしか覚えていない気がします。作品話や主な出来事は掘り起こしてくれれば出てくるんですけど、自分からパッと掘り起こせるのはデビュー当時の話くらいしかないんです。
――古川さんはセクシー女優だけでなくいろいろ活躍されていますからね。
古川:そうなんですか?
――そうですよ(笑)。いろいろ活躍していないと9年間もやれないですから。
古川:そうなんですね(笑)。
――古川さんは関係者からの信頼が厚いです。
古川:信頼と実績ですか。実績があるのかはちょっと分からないですけど、信頼いただけていたら嬉しいです。
――9年間の活動でずっと心がけていることはあるんですか?
古川:毎回、新鮮で不安なんです。でも、作品は「笑顔で始まって、笑顔で終わる」が理想でやっているくらいです。
――勉強家なイメージがありますが。
古川:意外と勉強しないです。
――セクシー女優イベントでおなじみのシャバダバふじさんに聞くと「古川さんと小島みなみさんはすごい勉強家で、逆に『ダメ出ししてください』ってくるからすごいし、事前打ち合わせをすごくするからプロだな」って言っていましたよ。
古川:へ~~~~~! こじ(小島みなみ)もそうなんだ。なんか嬉しい。すごく心配性で不安なんですよ。(シャバダバ)ふじさんの司会が上手なことは知っているので、レディーマドンナ(セクシー女優のライブイベント)でアシスタントをしている時は足を引っ張らないようにしようと心がけていることと、出演する女優さんのパフォーマンスに悪い方の影響を与えたくないようにしようと思い、ふじさんの話を聞くことにしているんです。
その場をどれだけ円滑に進められたらいいのかってことだけしか考えていないです。悪く言えばその場しのぎです(笑)。そこから「こういうやり方もあるんだな」っていう知識を増やしていくんです。
――恵比寿マスカッツ時代もそういう感じでしたか?
古川:あれは死ぬかと思ってやっていました。ライブや収録が終わったら殺されるかもしれないという、大袈裟な意気込みでやっていました。でも、本当に「殺すぞ」なんて言われてはいないですよ(笑)。それくらいのプレッシャーはもらっていました。その分の達成感はあるので、その場しのぎの対応はできない現場でした。楽しかったですよ(笑)。
湊莉久がマスカッツを卒業する時に「めちゃくちゃ悪口をほざいてやろうかなって思っていたけど、ここに立ったら全然悪口なんて言えないじゃん。超楽しかった。マスカッツ大好き」みたいなポジティブなことしか言わなかったんです。
私もまったく同じで、なんて言ってやろうかなって思っていたけどなにも出てこなくて、結局、楽しかったんだなって思ったんです。在籍中はいろいろありましたけど、終わってしまえばマイナスな感情はなかったです。毎回、どうしようかなって宿題に焦っている感じが楽しかったです。
――女優歴が長いと撮影現場のやり方は関わりましたか?
古川:変わっているつもりはないですけど、撮影現場での食事の仕方が変わったくらいですかね。
――どう変わったんですか?
古川:お昼にお弁当を食べなくなって、家に持ち帰って晩御飯で食べるんです。
――撮影現場で食欲がなくなったんですか?
古川:食事をするとお腹が出るのと、食べるのが遅いので簡単に済ませられるものにしようっていうのと、あとはよく分からないですね・・・(笑)。
――台本は読み込む方ですか?
古川:めっちゃ読みます! 読まないと不安なんです。
――ドラマ作品が多いイメージですよね。
古川:セリフもあるのでドラマモノは読まないとダメじゃないですか。「3本番」作品とかだと「どうするんだろう?」ってなるんです。打合せはあるんですけど、打合せ前に軽くでも目を通しておかないと嚙み砕けないんです。そこはずっと変わっていないです。
――最近、前髪を作りましたけど新鮮ですか?
古川:イヤです。イヤです。
――いまもイヤですか?
古川:諦めて、今日も頑張って作りました。
――似合っていますよ。
古川:ありがとうございます。
――役として前髪を作るように言われたんですか?
古川:プロデューサーから次回の撮影に関して1カ月くらい前に、「来月はこんな感じなので」って内容をざっくり言われるんです。前髪を切る時だけ2カ月前に言われたんです。でも、ずっと「イヤだ」って言っていたんですけど、仕事だから仕方なく首を縦に振ったんです。でも、ずっとイヤで撮影中もため息をついていました。
――前髪でテンションが変わりますか?
古川:ちょこちょこ前髪を変えているならいいんですけど、私は幼く見られることがすごくイヤで、10年近く前髪を切っていなかったんです。もう切らないでこのまま行けるだろうと思ったら、急に言われたので動揺はありました。
《次ページに続く》