── 男優さんに対しては、どこまで演出のお話はされますか?
紋℃ 男優に関しては、僕の撮るやり方を熟知してきているので基本的には何も言わないです。
でも、初めて現場に来た新しい子が、ノーカットっていうプレッシャーでダメになっちゃうことは多いですね。
僕は優しいつもりなんですけど、男優がこっちを気にしちゃってダメになっちゃったりするので、それすら忘れて一心不乱にやっちゃえばいいのになって、いつも思ってるんですけどね(笑)。
── 新しい男優さんは、何をキッカケに起用されているのですか?
紋℃ とりあえず、フェラコーナーで育てていって、そろそろ絡みがいけそうなら「絡みいってみるか!」っていう感じで起用しています。
── お次はカメラアングルについて聞かせて下さい! 冒頭のシーンは、遠めからスーっと近づいていくような演出から始まることが多い印象ですが、あれには理由などあるのですか?
紋℃ あれはドアとかを映しちゃうと機材とかがあるので、それを映さないように撮ったらあんな感じになっちゃってるみたいな感じですね(笑)。
── なるほど、そうなのですね(笑)。では、玄関や廊下などで絡みを撮られているのは、先程お話にあった、「ヤリたい気持ちを抑えてた二人が、部屋に入った瞬間に絡み合う」みたいなところを演出する為ですか?
紋℃ そうですね。実はアレ、僕のプライベートが結構入ってるんですよ。僕、結構激しいタイプなので。完全に自分の性癖を反映しちゃってる感じですね(笑)‼︎
── ハッハッハ!そうなのですね! 次回そのシーンを見たら、紋℃監督のプライベートを想像しちゃいそうです…(笑)。
紋℃ 馬鹿になって没頭しちゃってる時ってあるじゃないですか。アレってなんか良いなって思うんですよね(笑)。でも、実際に見て抜くっていう人は感覚は違うので、ちょっと失礼なのかもしれないですけどね。まあでも、AVっていうのは観る人の趣味嗜好によって様々なものがあるじゃないですか。だから、「違う」っていうのがいいんじゃないかと思ったりしますね。
── なるほど。でも、そういったご自身の性癖から撮っているからこそ、同じ嗜好を持った人に刺さっているのでしょうね。それをこだわって撮り続けているからこそ、ここまで続く人気シリーズになっているのではないでしょうか。
紋℃ たまにプロデューサーによっては、変えてみようってことで挑戦してみるんですけど、結局今の形に戻るんですよね。
ノーカット撮影に対応できる男優が限られてくるので、見ている人がマンネリしちゃうということでたまに変えてみるんですけど、そしたら今度はノーカットで撮れなくなっちゃったりして。
だからと言って、あまり狭い考えで同じ男優ばっかりを使っているとこっちが困っちゃうので、若手を育てながらやっていますね。
前編は以上です! いきなり情熱的に絡み合うシーンは、紋℃監督のプライベートが入っていたのですね(笑)。ってことは、監督は相当激しいセックスをされているということなのか(笑)‼︎‼︎ でも、あの本能剥きの情熱的な感じがめちゃくちゃ興奮させてくれるんですよね‼︎
中編ではいよいよ、歴代のオススメ作品をご紹介です!ぜひ、お楽しみに‼︎‼︎
・何故かリボルバー・ヘッドが、野球の打順に例えて好きな作品を発表!?
・2020年AV売り上げランキングで3位に入った作品の、意外な撮影現場で苦労した出来事とは!?
・紋℃監督流!小柄な女の子をよりエロくみせる演出法とは!?
乞うご期待!
売れっ子AV監督。「交わる体液、濃密セックス」シリーズ、「新人NO.1 STYLE」シリーズなど有名作品を多く手がけている。2020年AV売り上げランキングにてトップ3を独占。
リボルバー・ヘッド @RevolverHead01
AVを心から愛する芸人。28歳で既婚者。過去には女優さんのリリースイベントに通っていて、お会いした女優さんは200名以上。過去観た作品は、イチ○ー選手の安打世界記録(4367本)を越える。AVに関するコラム多数執筆中。趣味は筋トレで、ベンチプレスは150キロを上げる。