—— 演出はどこまでつけますか?
K*WEST 僕は「乳首舐め、寸止め」というようなプレイに特化した作品をよく撮っているので、どんなことをしてほしいかはしっかりと伝えますね。どういう風に触ったり舐めればエロいのか?とか、どうやったら男優さんは気持ち良くなるのか?みたいなことですね。
—— 現場の雰囲気作りはどのようにされていますか?
K*WEST 女優さんに楽しくやってもらうためにリラックスできる雰囲気作りは意識していますね。そうすることによってエロくなってほしいので、一緒にいる時は雑談しています。説明する時も、ほんわかと柔らかく話すようにしますね。生っぽいエッチの時だったら、男優さんと女優さんが気持ち良くなれるようなムードを作っているつもりです。
—— ムード作りも監督さんのお仕事なのですね!
K*WEST 僕は「自分はカメラを持った男優である」という意識で撮っているので、男優さんと女優さんが絡んでいたら、変則的な3Pのイメージなんです。なので細かい演出は付けずに流れでやりながら、やってる最中に「こういうの見たいな!」と思ったことをおねだりしながら進めていますね。全て台本通りにいく訳じゃないので、「今この瞬間こういうことを言ったらエロいよな、こういう投げかけをしたらどういうリアクションをするんだろう?」と、普段のエッチのようにその場のその場の空気感を大切にしています。
—— カメラワークで意識されていることはありますか?
K*WEST できたらカットを割らずに一連の長回しで見られるように、ゆっくり近づいたり、ゆっくり離れたりは意識しますね。あとは女優さんのスタイルが綺麗に見えるように撮るように心掛けています。
—— カットを割りたくないのはなぜでしょうか?
K*WEST じっくり見てほしいという理由からです。僕はカットが割られていたら「何か演出を入れたのかな?」って余計なことを思っちゃうんです。フェチは「そのパーツだけを撮ればいい」という考え方もあると思うんですけど、僕はムードやエロい雰囲気が画の中に入るようにしたいなと思って撮っています。
—— サンプル動画のこだわりを教えて下さい。
K*WEST まずはストレートに「テーマがわかるか」が一番ですね。あとはエロい画をたっぷり見てもらいつつ、本当にいいところはちょっとだけ、みたいな工夫はしています。「この次が見たいでしょ?」っていうシーンの直前で終わるとか、逆に良いシーンの直後を入れることで「本編が見たいな」と思ってもらえるように作っていますね。
—— 監督のサンプルにはいつもムラッとさせられてしまい、気付いたら購入していることが多々あります。
K*WEST 「これ見たらもう本編見なくていいじゃん」とはならないようにしていますね。ユーザーさんにもサンプルだけでオナニーしている人がいると思うんですよ。でもサンプルで満足しちゃったらもったいないですからね!
以上、痴女モノを撮り続けて20年、AV界の巨匠・K*WEST監督のインタビュー前編でございました!
監督が「この子とヤリたい」という欲望に忠実であるからこそ、我々にその熱量が伝わってきます。だから、K*WEST監督の作品は名作ばかりなのだと思いました。
「相手に合わせるのではなく、自分の本心を一番に大切にすることが、結果的に相手の為にもなる」そんな哲学を学ばせて頂きました。
中編では、私が特に好きなK*WEST監督の作品についてお話させて頂きます。ぜひお楽しみに!
・撮影の合間にK*WEST監督の膝の上に座ってきて、腰をクネクネさせお尻を擦り付けてきた女優さんとは? これにはさすがの監督もちょっと勃起してしまったそうです。
・「若いのに熟女のようなテクニシャン」とK*WEST監督が絶賛したのは、ナチュラルにあざとい小悪魔童顔巨乳の、お笑い好きなあの女優さん!?
・監督は木下ひまりさんのことが、シンプルに見た目がタイプでドストライクだそうです! そんな木下さんを〝天性のAV女優〟と絶賛した訳とは?
乞うご期待!
リボルバー・ヘッド @RevolverHead01
AVを心から愛する芸人。28歳で既婚者。過去には女優さんのリリースイベントに通っており、会った女優さんは200名以上。過去に観た作品は、イチ○ー選手の安打世界記録(4367本)を越える。AVに関するコラムを多数執筆中。趣味は筋トレで、ベンチプレスは150キロを上げる。