2019年11月某日 新宿近辺のとあるお部屋にて、エロ業界で働く女性3人が集まってお酒を飲むとの噂を聞きつけ、ぜひとも混ざりたい! …いや、お話を聞かせていただきたい! というわけで、無理やり参加させていただき取材をしてきました!
エロいことも、マジメなことも、ちょっとした裏話もたっぷり語ってくれたエロ業界女子会。お酒を片手に飲み会に参加した気分で楽しみください。(前編)
◉みくら オナホでおなじみホットパワーズ広報の天狗様、巨乳、見た目に反して中身はまっとうな常識人 @hop_mikura
◉あもん AVメーカー・MARRION広報兼マリオンアパレル美人広報、女優さんのファンも多数、たまにバーのママさんもやります@marrion_av7
◉クリクリジム淫 AVメーカー・クリスタル映像営業事務員、現場の人ではない、爆乳、お酒好き @crystal_GYMin
◉ドドリアヒロビッチ さすらいの料理人。AV業界のイベントなどに出現してやたらと美味い料理をつくる人、記事中に出てくるお料理はすべてこの方の手作り @hirobitchx
◉いんごま 淫語好きなAVプロデューサー。今回の座談会の司会。記事中の発言は──で表示。最近はライターをやったりも @ingo_ma
とりあえず、ヤリ部屋の話をしはじめる女性陣3人
みくら わたし、あもんさんとは(会うの)初めてなんですよね。
── 知ってはいったんですよね?
みくら うわさでは…。わたし、業界の人と会うことはあまりないですから。
ジム淫 そうですよねぇ。
(しばらくしてトイレに行っていたあもんさんが着席)
あもん ここ、シャンプーとリンスがあるから、完全にヤリ部屋じゃないですか?
ジム淫 そう。ベッドはないですけどぉ…。
みくら ああ、でもソファーがあるからじゅうぶん…。(窓の外を眺めて)最高ですね。見晴らしが良くて。
── 少し狭いですかね。
ジム淫 1人暮らしだったらこんなもんですよね。
あもん たぶん男の人だったらベッドおいて、テレビおいて…。
ジム淫 こんな繁華街近くだったら狭くても住みたい人はいますよね、絶対。いくらでも連れ込めますもんね。(笑)
みくら ほんとにー。(笑)
あもん ね、ここら辺で飲んだらね。(笑)
「俺んちここだよ」って言ったら、けっこう「おおっ」ってなりますよね。
みくら 「ついていくぅ」ってとりあえずなるよね。「ちょっとぐらい行こうかな」って。
ジム淫 私、…学生の時、そうでしたもん。「えっ、うちで飲まない?」みたいな。(笑)
(テーブルにお酒が置かれていく)
みくら いやー、しかし昼間っから飲めるってイイっすねぇ。ホントにね。うれしー。
ジム淫 最高ー。
オナホの工場見学に謎の中国人が2人…もしやスパイ!?
みくら 昨日はウチのオナホ工場の工場見学イベントがあったので、飲まずに仕事をしてたんです。
いや、でも楽しかったですよ。オナホ投げたりして遊びながら学ぶ工場見学。
── けっこう工場は遠いんでしたっけ?
みくら いえ、そんなには遠くないですよ。(埼玉の)川口の方なんで。
(各人の前にお酒とお皿が並ぶ)
── それじゃ、みなさん。乾杯しましょうか。
一同 かんぱーい。
── それで、昨日は(工場見学に)どれぐらいの人が来てたんですか?
みくら 10人ぐらいです。中国人の人が2人。わざわざ問い合わせしてくださったみたいで。
── ほぉ、(産業)スパイだったりして。
みくら そう。一瞬、そう思ったんですけど、普通にホットパワーズのYouTubeを観てくれたらしくて、「オナホ、使ったことがあって、行ってみたいんですけど…」って言ってて、スパイみたいではなかったです。
なんかウェットティッシュを作っている会社の方だったみたいで。キャッキャッ言ってオナホを作ってました。
あもん でも、(ウェットティッシュなら)最後は拭けるし。
みくら そう。「楽だなぁ」とか言ってて、最後に「一緒になんかできたらいいですね」って。(笑)
── まあ、何がきっかけで、コラボの話になっていくかわからないですからね。
みくら そうですよね、お客様も積極的にアイデアとか出してくれるので。「こういうものを作ったらいいんじゃない」っていう情報交換の場でもあるんで。交流会としてはいいんじゃないかなと思って。
── ホットパワーズの「オナホ工場の見学ツアー」、一般に募集しているんですよね? 今度、取材がてら行きましょうか、なんならここにいるみんなで。
みくら ああ是非是非、ありがとうございます。いくらでも。お土産もありますんで。
ジム淫 みくらさんのところのグッズを私の方でも、Amazonで扱っているんで…。
みくら はい、扱っていただいて。
ジム淫 そう、売っているんで。知りたいんですよ。
オナニーグッズとかメッチャそろえたりとか。自分をどんだけ開発できるかとか…
── クリスタルさんでグッズを売っているんですか?
ジム淫 そうです。あ、私の業務内容は普通に営業事務で。Amazonで販売しているDVDとかアダルトグッズとかを担当したりしてます。
あと、店舗とか問屋さんの発注を受けて、それをシステムで取り込んだり、個人店様にはFAXで売り上げを報告したり。メーカー全般の営業事務をやってますね。
── たとえばどこの店が最近、注文、減ったなぁとか、そういうのも逐一わかっちゃう?
ジム淫 もうホントに、ホントに。なんか業界ってキビしいなぁって思いますよね。
── そもそも、この業界に入るきっかけは何だったんですか?
ジム淫 私はもともと営業をやってて、みんなが知っているような大企業に新卒で入って。何万人もいるような会社で「やべぇ-」みたいな。「なんか、駒やん」。(苦笑)
── 駒ね。(苦笑)
ジム淫 営業とかしている中で、「なんか違うなぁ」と思って。かなりしんどくなっちゃって。その時に結構乱れちゃって、性と食に走ちゃって。
一同(笑)
ジム淫 オナニーグッズとかメッチャそろえたりとか。自分をどんだけ開発できるかとか。
それもあって、この業界に入りたいとおもったんです。実は元彼がクリスタルの営業だったんですよね。わたしが入社したときはもう辞めていたんですけど。「おまえ、クリスタルの事務興味ない? 急募だって」って言われて。
── 今の方が仕事は合っているんですか?
ジム淫 そうです。そうです。対面とかも好きだったんですけど、ちょっと疲れちゃった時があって。
── それはなんかノルマ的なこととかですか?
ジム淫 一般企業に務めていたときは、ノルマもそうですし、私も若かったんで、オジサンとかの対応ができなくて…(笑) 。
今だったら、(相手の手をつかんだジェスチャーをして)「はい、だからちょっと」みたいな感じで言えるんですけど、その時は「あっ、あっ」みたいな。まだホントに処女みたいな感じだったので(笑)。
── まあ、笑い事ではないですけどね。(苦笑) 今だったらパワハラ・セクハラでしょ。
ジム淫 そう、でも今だったらバシッって言えるんだけど、その時は全然ダメで。営業先も六本木、麻布って感じで、私、東北の田舎出身なので…。
── いきなり都会で、ストレスたまりそう。
ジム淫 楽しいことは楽しかったんですけどね。
それで今の会社(クリスタル映像)に入ったんですが、最初は何もできなかったんで、入社当時から電話を1番に出るっていうことを目標にやってました。今もクリスタル映像に電話してもらえたら、たぶん私が出ます(笑)